💉 インフルエンザワクチン接種のご案内

~10月からの早めの接種で、冬の感染症シーズンに備えましょう~
🔹 Summary(要約)
- 今年は10月に入ってすでに全国的にインフルエンザ患者が増加しています。
- 当院でもインフルエンザ陽性となる方が増えてきています。
- ワクチンの効果が安定するまでに約2週間かかるため、10月中の接種が最も効果的です。
- 効果は約5か月間持続し、翌年3月頃までしっかり予防が可能です。
- 早めの接種が、感染拡大を防ぎ、ご自身とご家族を守る最善の方法です。
1. はじめに
例年、インフルエンザの流行は12月以降にピークを迎えますが、
今年は10月に入ってすでに全国的に患者数が増加傾向にあります。
実際に、当院でもインフルエンザ陽性となる方が徐々に増えています。
このように早期に流行が始まる年は、長期間にわたって感染が続く傾向があるため、
「まだ早い」と思わずに、10月中の接種をおすすめします。
ワクチンの効果が安定するまでには約2週間かかります。
流行が本格化する前に免疫を整えておくことが、最も確実な予防になります。
2. インフルエンザワクチンとは
インフルエンザウイルスによる発熱、倦怠感、関節痛などの症状を予防するためのワクチンです。
接種することで、
- 発症そのものを防ぐ
- かかっても重症化を防ぐ
- 家族や職場・学校などへの感染拡大を防ぐ
といった効果が期待されます。
特に高齢の方、基礎疾患をお持ちの方、小児、妊婦の方は重症化リスクが高いため、
毎年の接種が推奨されています。
3. なぜ10月からの接種が大切なのか
🕒 効果が出るまで約2週間
ワクチン接種後、体内で十分な免疫ができるまでに約2週間かかります。
10月中に接種しておくことで、11月からの流行初期にしっかり免疫が備わります。
📅 効果は約5か月持続
ワクチンの効果はおおよそ5か月続きます。
10月に接種しておけば、翌年3月ごろまでの流行シーズン全体をカバーできます。
🦠 今年は例年より早い流行傾向
近年は流行の始まりが早まる傾向にあります。
すでに10月時点で感染者が増えている今年は、早めの接種が特に重要です。
4. よくある質問(Q&A)
Q1. 10月に接種しても冬の終わりまで効果は持ちますか?
→ はい。効果はおおよそ5か月持続するため、3月ごろまで十分カバーできます。
Q2. ワクチンでインフルエンザに感染することはありますか?
→ ありません。不活化ウイルスを使用しており、感染力はありません。
Q3. 他のワクチン(コロナ・肺炎球菌など)と一緒に接種できますか?
→ 同時接種や一定の間隔をあけての接種も可能です。詳しくは医師にご相談ください。
5. まとめ
現在すでにインフルエンザの感染者が増え始めており、
今年は例年よりも流行の立ち上がりが早い傾向にあります。
ワクチンの効果が安定するまでに時間がかかるため、
10月中の接種が最も理想的なタイミングです。
早めの接種で、ご自身とご家族を守り、
安心して冬を迎えましょう。
吹田くわた内科・ペインクリニックでは、
地域の皆さまの感染症予防と健康維持を目的に、
インフルエンザワクチン接種を実施しています。
お気軽にご相談ください。