胸が痛い・ドキドキする
こんな症状ありませんか？
- 胸がドキドキ・バクバクする
- 胸が痛い
- 胸が締め付けられるような感じがする
- 胸が重苦しく感じる
このような症状やお悩みがある方は当院にご相談ください。
動悸・胸の痛みの原因
胸がドキドキするといった動悸の原因には不整脈などが考えられます。不整脈には特別な治療が必要ない期外収縮や、脳梗塞の原因となる心房細動など多くの種類があります。
胸が痛む病気には、大動脈解離、心筋梗塞、肺塞栓症といった致死的な疾患も含まれるため、まず問診・診察・検査によって早期に鑑別する必要があります。これらの致死的胸痛を引き起こすものを除外できれば、落ち着いて追加の検査を行い、原因となる病気を考えていくことができます。比較的頻度が多い病気には、帯状疱疹・胃食道逆流症・胸膜炎・膿胸など内科的なものに加え、骨折や筋肉痛など整形外科領域の病気も含まれます。また、頸椎症（けいついしょう）などでも胸痛を感じることがあり、多種多様な原因を考える必要があります。
主な疾患
①不整脈
脈が速い・遅い、または不規則である状態のことです。期外収縮や心房細動、房室ブロックなど様々な種類があり、治療方法も様々です。意識がなくなったり、息苦しさを感じる、といった別の症状もある場合は注意が必要です。
②貧血
貧血になると動悸や立ちくらみ、息切れ、倦怠感などの症状が現れます。消化管の潰瘍や婦人科疾患に伴うこともあり、黒色便や不正出血・月経過多などの症状がある場合もあります。
③狭心症
心臓への血流が悪くなることで起こる病気で、主に締め付けられたり重苦しいような胸の痛みが一定時間続きます。心臓へ血液を送る役割を担う冠動脈という血管の異常によるもので、高血圧、糖尿病、脂質異常症、喫煙など生活習慣病が大きく関わる病気です。
④弁膜症
生まれつき、または加齢などが原因となり心臓の弁が異常をきたす病気です。異常な弁のせいで心臓の中で正常な血液の流れが妨げられ、結果として心不全や肺水腫を引き起こします。ひどくなれば息切れや動悸などの症状によって、日常生活に支障をきたす恐れもあります。