こんな症状ありませんか?
- 肩・肘・膝など関節が痛い
- 足の指が痛くて歩けない
- 関節のこわばりや痛みがある
- 特に朝に関節のこわばりがある
- 関節が腫れていたり変形したりしている
このような症状やお悩みがある方は当院にご相談ください。
肩・肘・膝など関節の痛みの原因
関節とは骨と骨がつながる部分のことで、身体を動かすために必要な構造です。関節は軟骨や関節包、靭帯や筋肉といった組織で成り立っています。これらの組織に炎症が起こることで痛みが現れ、その原因として感染や代謝異常、ケガなどが挙げられます。
主な疾患
①痛風
血液中の尿酸が関節内で結晶化することで強い痛みを引き起こします。足の親指や足首に主に発症し、発作が起きると歩行困難なほど激痛が生じるので、その場合は鎮痛薬の内服が効果的です。また、血液中の尿酸値を下げるために薬を処方することもあります。予防のために食事や生活習慣の改善が重要で、脱水にならないよう気をつけましょう。
②関節リウマチ
関節で滑膜という組織が異常に増殖し炎症を起こす疾患で、関節の痛みや変形を引き起こします。朝の関節のこわばり特徴的で、関節の変形が目立ってくることがあります。関節の症状以外にも、肺や心臓、腎臓などの臓器にも影響が及ぶことがあり、早期の診断・治療開始が重要です。
③肩関節周囲炎(四十肩、五十肩)
肩の関節が動かしにくく手を上げることができない、肩を動かすと痛みがある、などの症状があります。老化によって肩関節周囲の組織に炎症が起こることが原因とされています。痛みが強い急性期は、痛み止めを内服し安静するなどの治療を行います。痛みでリハビリが進まないと症状がより長引いてしまうこともあるため、痛みを取るためのブロック注射などを行うこともあります。
④変形性関節症
膝や股関節の軟骨がすり減り、関節に炎症が起きて変形をきたす疾患です。こわばりや動かした時に痛みが出ます。初期は鎮痛薬の内服や運動療法を試みますが、ひどくなる場合、人工関節を入れる手術が必要になってきます。