こんな症状ありませんか?
- 体かむくむ
- 手足を指で押した時に指の跡が残り、なかなか元に戻らない
- 足がむくんでズボンや靴がきつくなった気がする
- むくんで指輪がはずしにくい
このような症状やお悩みがある方は当院にご相談ください。
体がむくむ原因
むくみは水分が血管の外の組織に溜まることで起こり、その原因として腎臓・心臓・肝臓などの臓器の障害の可能性があります。その他に、原因が特定できないもの、リンパ路の閉塞によるもの、静脈瘤によるもの、女性の場合には月経前の変化、などが比較的頻度が高いとされています。
主な疾患
①心不全
弁膜症や冠動脈疾患、心臓および心臓周囲の組織が炎症を起こすなどで心臓の機能が低下すると血液の流れが悪くなり、むくみ(浮腫:ふしゅ)や呼吸困難を引き起こします。
②腎不全
腎臓という臓器は、体内の水分量の調整、余分な物質の排出、という重要な機能を担っています。腎臓の機能が低下して身体から余分な水分を排出できなくなったり、血管の外に水分が漏れやすくなることで身体がむくみます。
③肝硬変
アルコールやウイルスなどが原因で肝臓の機能が低下してしまった状態のことを指しますが、近年はアルコールを原因としない非アルコール性脂肪肝炎(NASH)が肝硬変の原因として問題視されています。肝臓で作られるアルブミンというタンパク質の産生が低下すると、血管の中に水分を保持しにくくなり身体がむくみます。
④下肢静脈瘤
下肢の血流が滞ることで足がむくみ、ひどくなると血管がコブ状にふくらんでボコボコして見えます。筋肉量の少ない女性や高齢者、運動習慣の少ない肥満の方などに多く見られます。心臓や腎臓、肝臓などが原因となる全身性の浮腫と異なり、基本的に症状は下肢に限られており、多くは片側のみで見られます。