お腹が痛い
こんな症状ありませんか？
- お腹が痛い みぞおち、
- 胃のあたりが痛い
- 下っ腹が痛い
- お腹が張る
- お腹がグルグル・キリキリ痛む
- 下痢をしている
このような症状やお悩みがある方は当院にご相談ください。
腹痛の原因
お腹の中には主に食べ物の消化に関わる様々な臓器が存在しており、それらの臓器が傷つけられたり炎症を起こした場合に腹痛などの症状が現れます。その他にも、尿路結石、帯状疱疹、心筋梗塞や大動脈解離といった病気もお腹の痛みを感じることがあり注意が必要です。突然発症した強い腹痛は緊急性を要する場合が多く、早めの受診を心がけてください。
主な疾患
①急性胃腸炎
腹痛に加え、下痢・発熱・吐き気・嘔吐といった症状を伴うことが多いです。いわゆる食中毒もこの中に含まれます。食事の内容、季節からある程度原因となる細菌やウイルスが推測でき、ロタウイルスやノロウイルスが一般的によく知られています。治療としては水分摂取・安静が第一ですが、症状が強く脱水傾向が見られる場合は点滴などの治療も行われます。
②胃潰瘍・十二指腸潰瘍
食事に関連したみぞおちの痛みが特徴です。ひどい場合は胃や十二指腸内で出血を伴い、貧血や黒色便が見られることもあります。ピロリ菌の感染が原因の場合があり、これの検査を行うこともあります。
③胆石症、胆嚢炎
肥満女性に多いとされ、脂っこい食事後にお腹の右上に痛みを感じるものが典型的です。お腹の超音波検査などで診断でき、手術が必要となる場合もあります。
④虫垂炎
典型的にはお腹の上の方から右下へと移動する痛みが特徴とされています。抗菌薬の投与で軽快する場合もありますが、手術が必要となることもあります。
⑤腸閉塞
過去にお腹の手術を受けた方やヘルニア（脱腸）が原因となり、腸が詰まってしまう病気です。便やガスが出なくなり、お腹が張り、腹痛や嘔吐といった症状が現れます。レントゲンや超音波検査でも診断できますが、CT検査で手術の必要性を検討すべき病気です。