こんな症状ありませんか?
- 首筋や背中、ひじの内側に赤いブツブツができてかゆくなる
- 汗をかいたあとにかゆみや赤みが強くなる
- 市販薬を使っても症状が繰り返し出てくる
- 子どもだけでなく、自分(大人)もあせもに悩んでいる
このような症状がある患者様は、ぜひ一度吹田くわた内科・ペインクリニックへご相談ください。
汗疹(あせも)とは
汗疹(かんしん)は、汗をかいたときに汗の出口(汗管)が何らかの原因で詰まり、汗が皮膚の外に排出されずに皮膚内に漏れ出すことで起こる皮膚疾患です。一般的に「あせも」と呼ばれ、高温多湿な環境で大量の汗をかく夏を中心に、年齢を問わず幅広い方に見られます。
私たちの皮膚には、体温調節のために汗を分泌する「エクリン汗腺」という器官が全身に約300万個分布しているといわれています。この汗腺から皮膚表面までをつなぐ細い管(汗管)が詰まると、汗が皮膚の内側に漏れ出して炎症を引き起こします。

汗疹の種類
汗疹は、汗管が詰まる深さによって大きく3つのタイプに分類されます。
水晶様汗疹(すいしょうようかんしん)
汗管の最も浅い部分(角層内)が詰まり、透明または白い小さな水疱が皮膚表面にできます。かゆみや痛みはほとんどなく、自然に消えることも多いタイプです。
紅色汗疹(こうしょくかんしん)
汗管が表皮の中間層で詰まります。赤いブツブツとともに強いかゆみ・チクチク感が生じ、「あせも」といえば多くの場合このタイプを指します。
深在性汗疹(しんざいせいかんしん)
紅色丘疹を繰り返すうちに、汗の導管が表皮と真皮の結合部で破綻することにより起こります。蒼白く痒みのない平らな皮疹を生じます。その部分は汗をかけなくなってしまいます。
症状
- 皮膚に細かい赤いブツブツ(丘疹・小水疱)ができる
- 患部にかゆみや、ジリジリとした刺激感を伴う
- 汗をかくと症状が悪化したり、かゆみが強くなったりする
背中や首、わきといった汗をよくかく場所に生じやすく、皮膚に赤いブツブツができ、ときに痒みを伴います。足の付け根や、胸の下、お腹のしわなどの皮膚が重なりやすく汗がたまったり、むれたりしやすいところにもできやすいといわれています。
くりかえし皮膚を掻いたり、かきむしったりすると細菌感染を起こし、いわゆるとびひになってしまうこともあります。
症状を繰り返す場合やジュクジュクする場合は放置せず、速やかに皮膚科を受診されることをおすすめします。
原因
あせもの主な原因は汗の管のつまりによるものです。汗の管の中で汗が貯まり、皮膚の中に漏れ出してしまうことによって生じる皮膚の病気です。
環境によるもの
- 高温多湿の環境で長時間過ごすことで大量の汗が分泌され、汗管が詰まりやすくなります。
- 通気性の悪い衣類や、肌に触れる面積が多い下着・ベルトによる摩擦などでも生じます。
- 長時間の臥床(寝たきり状態)でシーツと皮膚が密着した状態がつづくと、あせもを生じることがあります。
- 乳幼児では汗腺の発達が未熟なため、少しの発汗でも汗管が詰まりやすくあせもになりやすいといわれています。
皮膚の状態によるもの
- 皮脂・汗に含まれる成分が角層に詰まることで汗管を塞ぐことがあります。
- 汗をすぐに洗い流さずにおくと汚れが付着し、詰まりの原因になることもあります。
- アトピー性皮膚炎に合併してあせもが起こることもあります。
- 石けんの洗い残しや日焼け止め・乳液の塗りすぎで汗管が塞がれる場合もあります。
何か気になる症状がございましたら、お気軽にご相談ください。
治療
汗をかきすぎないようにすることと、適切なスキンケアが治療の中心となります。 痒みが強い場合や、かき壊して感染してしまった場合は、治療を必要とするケースがあります。
その際は、炎症をおさえるお薬や抗菌剤など、必要に応じた治療を行ってまいります。
スキンケアと日常生活のアドバイス
- 汗をかいたら放置せず、こまめにタオルや汗拭きシートなどで優しくふき取りましょう。
- 可能であればシャワーを浴びて、やさしく汗を洗い流しましょう。
- 通気性・吸湿性の高い天然素材(綿)の衣類を選ぶようにし、汗をかいたら早めに着替えましょう。
- エアコンや扇風機を活用し、室内の温度・湿度を適切に保ち、汗をかきすぎないよう心がけましょう。
あせもは適切な治療とスキンケアを続けることで症状の改善が期待できる疾患です。ただし、個人の体質や生活環境によって経過は異なります。
「毎年悩んでいる」「なかなか治らない」とお感じの患者様は、ぜひ一度吹田くわた内科・ペインクリニックの皮膚科外来までご相談ください。WEB予約・WEB問診もご利用いただけます。